3〜4人ファミリーの在宅避難なら600〜1,200Whクラス、長期停電に備えるならソーラーパネル併用前提で1,000Wh前後を1台用意するのが、家族向けの現実的な選び方です。ただし「家族2人か5人か」「半日か3日か」で必要な容量は3〜10倍も変わるため、一律の正解はありません。
この記事では、家族人数と停電想定日数で必要容量がわかる早見表を冒頭に置き、「我が家の必要Whを自分で算出する3ステップ」と、容量帯別×主要3社(Anker・EcoFlow・Jackery)の実機9選を解説します。
2018年の北海道ブラックアウトでは99%の復旧まで約2日、2019年の千葉県の台風15号停電では一部地域の復旧に2〜3週間を要しました。「半日で復旧する」前提を捨て、家族×3日分を前提に容量を設計するためのガイドとして役立ててください。
この記事を読んだらわかること
- 家族人数別×停電日数別の必要容量早見表(2人/3〜4人/5人以上 × 半日/1日/3日)
- 過去の大規模停電(北海道ブラックアウト・千葉台風15号)の実例と公的備蓄推奨
- 我が家の必要Whを自分で算出する3ステップ(家電消費電力一覧+計算式)
- 2人世帯向け・3〜4人ファミリー向け・5人以上長期向けの3階層おすすめ9選(具体製品名・正確スペック付き)
- 家族向けポータブル電源で失敗しない6つの選定基準と実例
- ソーラーパネル+カセットコンロで「3日対応」を現実化する組み合わせ
- 家族構成別の購入判断に役立つよくある7つの質問
あなたの家族構成は?タップで該当セクションへ
目次
- 1 【家族人数別早見表】防災ポータブル電源は何Wh必要?
- 2 そもそも防災にポータブル電源は必要?「いらない論」への回答
- 3 必要な容量(Wh)を自分で計算する3ステップ
- 4 【2人世帯向け】300〜600Whクラスのおすすめ3選
- 5 【3〜4人ファミリー向け】600〜1,200Whクラスのおすすめ3選(メイン推奨)
- 6 【5人以上 or 長期備え】1,500Wh以上のおすすめ3選
- 7 家族向けポータブル電源で失敗しない6つの選定基準
- 8 ソーラーパネル併用+カセットコンロで3日間対応する方法
- 9 よくある質問|家族向け防災ポータブル電源7つの疑問
- 10 防災用ポータブル電源の選び方まとめ【家族のペースで備えよう】
【家族人数別早見表】防災ポータブル電源は何Wh必要?
最初に結論となる早見表をお見せします。在宅避難を想定し、冷蔵庫+照明+スマホ+情報収集(テレビ/ラジオ)+季節家電(電気毛布または扇風機)の最低限構成で算出した目安です。
| 家族構成 | 半日(〜12h) | 1日(24h) | 3日(72h) |
|---|---|---|---|
| 2人世帯 | 約500Wh | 約1,000Wh | 約3,000Wh |
| 3〜4人ファミリー | 約1,500Wh | 約3,000Wh | 約9,000Wh |
| 5人以上 or 長期備え | 約2,000Wh | 約4,500Wh | 約13,500Wh |
上の数値は「最低限ライン」です。エアコン・電気ケトル・電子レンジを通常どおり使いたい「快適ライン」では、表の数値の2〜3倍を見込んでください(例:3〜4人の1日なら最低限約3,000Wh・快適約7,500Wh、2人の1日なら最低限約1,000Wh・快適約2,500Wh)。医療機器や乳幼児用品がある場合は個別に加算します。
この表を見ると「3〜4人ファミリーが3日間を1台で賄うには約9,000Wh必要」と分かります。ただし市販の家庭用ポータブル電源で9,000Whを単体搭載するモデルは存在しません。そこで本記事では「1,000〜1,200Whクラスを1台+ソーラーパネルで継続充電+カセットコンロで調理電力をオフロード」の3点セットを、家族で3日凌ぐための現実解として推奨します。具体的な組み合わせは後半のソーラー併用セクションで解説します。
迷ったら「3〜4人ファミリー1日ライン(約3,000Wh)」が目安
家族人数が中間的だったり、停電日数の想定がはっきりしない方は、3〜4人ファミリーの1日分(約3,000Wh)を出発点にしてください。日本の世帯人数の中央値に近く、台風や地震で想定される停電日数(半日〜2日)の中央値もカバーします。1台で3,000Whを狙うと予算が15〜20万円台になるため、本記事では1,000〜1,200Whクラス1台+ソーラー+カセットコンロで実質3,000Wh相当を確保する方法を、3〜4人ファミリー向けセクションで解説します。
容量帯ごとに15機種を網羅比較した柱記事もあります。先に全体像を俯瞰したい方はこちらもどうぞ。
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【2026年版】ポータブル電源おすすめ比較15選|容量別・用途別の失敗しない選び方
結論から言うと、用途と容量帯を先に決めれば、ポータブル電源選びは一気にシンプルになります。キャンプなら300〜700Wh、車中泊なら700〜1,000Wh、防災なら1,000Wh以上。この3つの軸だけ ...
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そもそも防災にポータブル電源は必要?「いらない論」への回答

「停電なんてせいぜい数時間。スマホはモバイルバッテリーで十分。ポータブル電源は重いし高いし、いらないのでは?」という声は根強くあります。結論を先に述べると、家族世帯の在宅避難では「あれば命綱、なければ不便で済まない」装備です。ここでは過去の長期停電の実例と公的機関の推奨を踏まえて回答します。
2018年北海道ブラックアウト:日本初のエリア全域停電
2018年9月6日3時7分、北海道胆振東部地震(最大震度7)が発生。地震発生から約18分後、北海道全域約295万戸で電力供給が停止しました。日本で初めて起きた「エリア全域ブラックアウト」です。
地震発生から約2日(約45〜50時間)で約99%が復旧しましたが、「99%復旧」と「全戸復旧」は別物です。厚真町などでは一部の停電が続き、地震に伴う停電が全域で解消したのは10月4日(約1ヶ月後)でした。冷蔵庫の食品は丸2日で傷み、信号機は止まり、給湯器が動かず真夜中の授乳・離乳食調理に困った世帯が続出しました。「半日で復旧する」前提では家族の生活は守れないことが明確になった災害です。
2019年千葉県の台風15号:完全復旧まで2〜3週間
2019年9月9日、令和元年房総半島台風(台風15号)が千葉市付近に上陸。19地点で観測史上1位の最大瞬間風速を記録しました。9月9日7時50分時点で関東広域で最大約93万4,900戸が停電し、東京・神奈川・埼玉・茨城・静岡は9月11日までにおおむね復旧した一方、千葉県内は被害が大きく、9月21日に停電件数が1万戸以下まで減少(ピーク比99%復旧)、9月24日には大規模な倒木や土砂崩れによる復旧困難箇所・一部家庭を除いて復旧が完了するなど、長期化しました(経済産業省「台風15号に伴う停電復旧プロセス等に係る検証」より)。
経産省の検証資料では、倒木・電柱倒壊・送電鉄塔倒壊が広範囲に同時多発し、復旧計画の策定そのものが困難だったと報告されています。気候変動で台風が大型化している現在、千葉のケースは「他人事」ではありません。
| 災害 | 発生年月 | 影響軒数 | 復旧目安 |
|---|---|---|---|
| 北海道胆振東部地震ブラックアウト | 2018年9月 | 約295万戸 | 約2日で99%復旧/全域解消は10月4日 |
| 令和元年台風15号(千葉) | 2019年9月 | 約93.5万戸 | 9月21日に1万戸以下/一部は9月24日まで |
| 令和6年能登半島地震 | 2024年1月 | 約4万戸 | 地区により1週間〜1ヶ月超 |
水・食料は「3日〜1週間分」が公的推奨。電気だけ「半日」で見積もる矛盾
政府広報オンライン・農林水産省は、家庭備蓄について「最低3日分・できれば1週間分」を推奨しています。水なら1人1日3L、4人家族の1週間分で84Lです。カセットボンベは1人で1週間あたり約6本(4人で24本相当)が目安とされています。
水と食料は3日〜1週間分備える一方で、電気だけ「停電は半日で復旧するから備えなくていい」と見積もるのは整合性に欠けます。北海道・千葉の事例が示すとおり、停電は数日〜数週間長引く可能性があり、家族世帯ほど影響が深刻になります。
マンション住まいでもポータブル電源は必要か
マンションでは、停電時にエレベーターが止まり、給水ポンプが停止して断水も同時発生します。高層階ほど影響は深刻で、給水車から水を運び上げるだけでも一苦労です。ポータブル電源があれば最低限の照明・冷蔵庫・スマホ充電を確保でき、避難判断のための情報源を維持できます。
共用部の電源やベランダソーラーの可否など、マンション特有の停電対策は別記事で解説しています。集合住宅にお住まいの方はこちらもどうぞ。
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マンションの停電対策にポータブル電源は必要?選び方・使い方・おすすめ構成を徹底解説
こんにちは。アウトドアと暮らしのメモ帳、運営者の「そちゃ」です。 マンションで停電が起きた場合、「エレベーターはどうなるのか」「水道やトイレは使えるのか」「ポータブル電源があれば安心なのか」と不安に感 ...
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必要な容量(Wh)を自分で計算する3ステップ

早見表は「平均的な家族の最低限ライン」です。実際は「電気毛布を使う人数」「冷蔵庫のサイズ」「在宅ワーク用PCの有無」で必要容量は変わります。ここではあなたの家庭の必要Whを自分で算出する3ステップを解説します。
ステップ1|停電時に動かしたい家電をリストアップ
まず「停電時にどうしても動かしたい家電」を紙に書き出します。優先順位の高い順に並べると、容量が足りないときの取捨選択がしやすくなります。一般的な優先順位は次のとおりです。
停電時の家電・優先順位(家族世帯の標準モデル)
- 第1優先:スマホ充電・LED照明(情報収集と暗闇回避)
- 第2優先:冷蔵庫(食品保護・乳幼児用ミルク保管)
- 第3優先:テレビ/ラジオ(災害情報の継続収集)
- 第4優先:季節家電(夏:扇風機・サーキュレーター/冬:電気毛布)
- 第5優先:医療機器(CPAP・吸引器・電動ベッド等/該当者は最優先扱いに変更)
- 第6優先:電子レンジ・電気ケトル(短時間のみ)
第1〜第3優先までを24時間動かすのが「最低限ライン」、第6優先まで含めるのが「快適ライン」です。家族構成や持病の有無で順位は変わるので、実際に紙に書き出して家族で話し合うと現実的な優先順位が見えてきます。
ステップ2|家電の消費電力(W)と使用時間を確認
リストアップした家電それぞれの消費電力を確認します。家電本体や取扱説明書に「消費電力○○W」と記載されています。代表的な家電の消費電力は次のとおりです(参考値)。
| 家電 | 消費電力(W) | 備考 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 5〜18W | 急速充電で20W前後 |
| LED電球(60W相当) | 7〜8W | 照明1灯あたり |
| LEDシーリングライト | 30〜50W | リビング向け |
| ノートPC | 50〜120W | 機種・負荷で変動 |
| 扇風機 | 30〜60W | DCモーターは低消費 |
| 電気毛布 | 50〜90W | シングル〜ダブル |
| 小型冷蔵庫(100L以下) | 80〜150W | 平均消費 |
| 大型冷蔵庫(400L級) | 150〜250W | 瞬間最大は数百W |
| 液晶テレビ(32〜50型) | 50〜150W | サイズで変動 |
| 電子レンジ | 1,000〜1,400W | 高出力家電 |
| 電気ケトル | 1,000〜1,300W | 短時間で大電力 |
| エアコン(6〜8畳) | 500〜800W | 起動時1,500W前後 |
| CPAP(睡眠時無呼吸医療機器) | 30〜60W | 一晩約8時間 |
ここで注意すべきは、電子レンジ・電気ケトル・ドライヤー・エアコン起動時は1,000W超になることです。これらを動かすにはポータブル電源の定格出力が1,000Wを超えている必要があります。容量(Wh)と出力(W)は別の概念なので、両方をチェックしてください。
ステップ3|計算式に当てはめて必要容量(Wh)を算出
消費電力と使用時間が分かれば、計算式はシンプルです。
ポータブル電源の必要容量を算出する計算式
- 必要容量(Wh)≒ 消費電力(W)× 使用時間(h)÷ 0.8〜0.85
- 「÷0.8〜0.85」はインバータ変換ロス・バッテリー実効率を考慮した安全係数
- 複数家電を同時使用する場合は、各家電のWhを合算
具体例で計算します。電気毛布(80W)を一晩8時間使う場合は、80W × 8h ÷ 0.85 ≒ 753Whです。これだけでも500Whクラスのポータブル電源では足りません。冬の停電では電気毛布の出番が多いので、容量別に何時間使えるかは別記事で容量ごとにシミュレーションしています。冬の備えを具体的に詰めたい方はあわせてどうぞ。
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ポータブル電源で電気毛布は何時間使える?容量別シミュレーションとおすすめモデル
こんにちは。アウトドアと暮らしのメモ帳、運営者の「そちゃ」です。 電気毛布1枚を弱〜中モードで使うなら、500Whクラスのポータブル電源で一晩(約8時間)十分に持ちます。2枚使うなら700〜1,000 ...
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4人家族の標準的な1日構成(スマホ充電4台+LED照明3灯+冷蔵庫+液晶テレビ+電子レンジ短時間+扇風機2台)で計算すると、合計約3,000Wh前後になります。内訳は次のとおりです。
| 家電 | 消費の目安 | 1日の消費電力量 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫 | 平均約170W・稼働率30〜40% | 約1,200〜1,600Wh |
| 周辺機器(スマホ・照明・テレビ・扇風機) | 合算 | 約1,000〜1,500Wh |
| 電子レンジ(短時間) | 1,000〜1,400W×短時間 | 約100〜200Wh |
これに安全係数(÷0.85)を掛けると、合計は約3,000Wh前後になります。1台で賄うには3,000Wh級のハイエンドモデルが必要で、予算は15〜20万円台に跳ね上がります。そこで本記事では、1,000〜1,200Whクラスを1台+ソーラーパネルで継続充電する組み合わせを推奨しています。
【2人世帯向け】300〜600Whクラスのおすすめ3選

夫婦のみ、または2人暮らしの世帯は、軽量・コンパクトで持ち運びやすいモデルがおすすめです。収納場所を取らず、持ち上げやすい重量帯に絞りました。容量帯は300〜600Wh前後で、半日〜1日の停電想定でスマホ・照明・小型冷蔵庫・季節家電を最低限動かせるラインです。3日対応にはソーラーパネル併用が前提になります。
Anker Solix C300(288Wh / 300W)
Ankerのエントリーモデル。容量288Whと小ぶりですが、重量約4.1kgで女性でも片手で持ち運べます。前面に大型LEDライトを搭載し、停電時にすぐ明かりをとれます。AC約68分の急速充電に対応。定格出力300Wのため電子レンジ・電気ケトルは動きません。スマホ・LED照明・ノートPC・小型扇風機に絞って使う、防災入門の1台です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量/定格出力 | 288Wh/300W |
| 重量 | 約4.1kg(リン酸鉄・3,000回) |
| 特徴 | 大型LEDライト搭載/AC約68分でフル充電 |
| 価格(参考) | 実勢2万円台後半〜(2026年時点・セール変動) |
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EcoFlow RIVER 3 Max(572Wh / 600W)
EcoFlowのRIVER 3シリーズの中容量機。容量572Wh・定格出力600Wで、X-Boost機能で最大900Wまで対応します。1,000W級の家電(電子レンジ・電気ケトル)はカバーできませんが、ノートPC・小型扇風機・冷蔵庫は余裕で動かせます。X-Stream急速充電で約1.5時間でフル充電でき、停電予報が出てから慌てて充電しても間に合うのが安心材料です。UPS機能も備え、停電の瞬間に接続機器が落ちにくい設計です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量/定格出力 | 572Wh/600W(X-Boost 900W) |
| 重量 | 約8.2kg(リン酸鉄・3,000回80%維持) |
| 特徴 | 約1.5時間でフル充電/UPS機能/容量拡張対応/5年保証 |
| 価格(参考) | メーカー希望小売69,700円(2024年11月発売・セール変動) |
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Jackery ポータブル電源 500 New(512Wh / 500W)
Jackeryブランドの安心感を求める2人世帯におすすめ。容量512Wh・出力500Wで、A4サイズより小さいコンパクト設計です。リン酸鉄リチウムで6,000回(70%維持)とJackery主要モデル中で最長クラスの寿命を持ち、UPS機能と5年保証も備えます。AmazonやJackery公式のセールで値引き幅が大きいのも実用上のメリットです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量/定格出力 | 512Wh/500W |
| 重量 | 約5.7kg(リン酸鉄・6,000回70%維持) |
| 特徴 | A4より小さい/UPS機能/5年保証/型番JE-500A |
| 価格(参考) | メーカー希望小売59,800円/実勢4〜6万円台(2026年時点) |
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2人世帯向け3機種の比較表
| モデル | 容量 | 定格出力 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Anker Solix C300 | 288Wh | 300W | 約4.1kg | 最軽量・LEDライト |
| EcoFlow RIVER 3 Max | 572Wh | 600W(X-Boost 900W) | 約7.6kg | 約1時間充電・拡張可 |
| Jackery 500 New | 512Wh | 500W | 約5.7kg | 6,000回の長寿命 |
3機種ともリン酸鉄リチウム搭載で長寿命です。出力に余裕がほしいならRIVER 3 Max、寿命重視ならJackery 500 New、軽さと価格重視ならC300、という選び方になります。JackeryとEcoFlowで迷う方は、両ブランドを比較した記事も参考になります。
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【2026年最新】JackeryとEcoFlowどっちがいい?全モデル徹底比較|用途別おすすめも紹介
こんにちは。アウトドアと暮らしのメモ帳、運営者の「そちゃ」です。 Jackeryは「軽さ・静かさ・シンプル操作」を重視する方向け、EcoFlowは「充電速度・多機能・拡張性」を重視する方向けです。方向 ...
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【3〜4人ファミリー向け】600〜1,200Whクラスのおすすめ3選(メイン推奨)

本記事のメイン推奨セクションです。子どものいる3〜4人ファミリーが在宅避難で1〜2日凌ぐのに必要な容量帯は600〜1,200Whクラス。1台で「冷蔵庫+照明+スマホ+情報収集+季節家電」をカバーできます。定格出力1,000W以上を選べば、電子レンジ・電気ケトル・ドライヤーも短時間なら動かせます。
A. Anker Solix C800 Plus(768Wh / 1,200W)
Ankerファミリー向けの主力モデル。容量768Wh・定格出力1,200Wで、電子レンジ(1,000W前後)も短時間なら動かせます。Anker独自の急速充電「HyperFlash」でACから約58分で満充電でき、停電予報からの駆け込み充電にも対応。防災安全協会の認証も受けています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 768Wh |
| 定格出力 | 1,200W(瞬間最大1,600W) |
| 重量 | 約10.9kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム(3,000回以上) |
| 急速充電 | HyperFlashで約58分でフル充電 |
| 出力ポート | AC×5/USB-C×2/USB-A×2/シガーソケット×1 |
| 特徴 | 充電式ライト2本+伸縮ポール内蔵/防災安全協会認証 |
| 発売 | 2024年4月11日 |
| 価格(参考) | 定価約109,900円/セール時55,000〜69,800円(2026年時点) |
本体上部に取り外せる充電式ライト2本と伸縮ポールを内蔵しており、停電時は本体から外して懐中電灯やランタン代わりに、ポールを使えばスタンドライトとしても使えます。AC5口あるので、家族4人がスマホを充電しながら冷蔵庫とテレビを動かす運用も問題ありません。
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B. EcoFlow DELTA 3 Plus(1,024Wh / 1,500W)
EcoFlowの新世代主力機。容量1,024Wh・定格出力1,500Wに加え、X-Boost機能で2,000Wまで対応し、ドライヤーや小型エアコンの起動電力も賄えます。専用エクストラバッテリー連結で最大約3,000Whまで拡張可能な点が他社との差別化ポイントです。ACから最短56分で充電でき、UPSの切替は10msと高速です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 1,024Wh(エクストラバッテリーで最大約3,000Wh) |
| 定格出力 | 1,500W(瞬間最大3,000W/X-Boost 2,000W) |
| 重量 | 約12.5kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム(4,000回以上・約11年) |
| 急速充電 | X-Streamで最短56分でフル充電 |
| UPS機能 | 10ms切替 |
| ソーラー入力 | 最大1,000W(500W×2) |
| 出力ポート | AC×6/USB-C×2/USB-A×2/DC各種 |
| 価格(参考) | キャンペーン時に大幅割引(2026年時点・要公式確認) |
スマホアプリで遠隔操作・残量確認ができ、気象連動の自動充電予約も使えます。3〜4人ファミリーの長期停電対策として最も柔軟な選択肢です。
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C. Jackery ポータブル電源 1000 New(1,070Wh / 1,500W)
Jackeryのファミリー向け主力機。容量1,070Wh・定格出力1,500Wで前述のDELTA 3 Plusと同クラスですが、重量約10.8kgと、DELTA 3 Plus(約12.5kg)より1.7kg軽いのが特徴です。女性や高齢者でも持ち運びやすく、家族世帯の長期使用で効いてきます。UPSの切替は20ms以内(UL1778認証済み)で、在宅ワークのデスクトップPCも落ちずに移行できます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 1,070Wh |
| 定格出力 | 1,500W(瞬間最大3,000W) |
| 重量 | 約10.8kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム(4,000回70%維持) |
| 急速充電 | 緊急充電モードで最速約1時間 |
| UPS機能 | UL1778認証済み・20ms以内切替(純正弦波) |
| サイズ | 約335×264×292mm |
| 保証 | 5年(3年+2年自動延長) |
| 価格(参考) | 定価139,800円/セール時7万円台の実績(2026年時点) |
アプリ遠隔操作と純正弦波出力に対応し、医療機器への接続も可能です(具体的な機器はメーカーに要確認)。家電大賞のアウトドア・防災家電部門で複数年の受賞実績があります。
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3〜4人ファミリー向け3機種の比較表
| モデル | 容量 | 定格出力 | 重量 | 急速充電 | UPS切替 | 価格レンジ(参考) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Anker Solix C800 Plus | 768Wh | 1,200W | 約10.9kg | 約58分 | 搭載 | ¥55,000〜109,900 |
| EcoFlow DELTA 3 Plus | 1,024Wh | 1,500W | 約12.5kg | 約56分 | 10ms | キャンペーンで変動 |
| Jackery 1000 New | 1,070Wh | 1,500W | 約10.8kg | 約60分 | 20ms以内(UL1778認証) | ¥69,800〜139,800 |
3〜4人ファミリー向けの選び方
- 充電式ライト内蔵・防災重視派:Anker Solix C800 Plus(取り外せる充電式ライト2本+伸縮ポール)
- 拡張性・将来の容量増設派:EcoFlow DELTA 3 Plus(エクストラバッテリーで最大約3kWhまで拡張可)
- 軽さ・UPS精度派:Jackery 1000 New(同クラスで軽量・UPS切替20ms以内)
ポータブル電源は普段から定期的に充放電すると劣化を防げます。キャンプや普段使いと兼用すれば、電気代節約にもつながります。兼用の運用法は別記事で解説しています。
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ポータブル電源はキャンプに必要か?|メリット・容量の目安・選び方を徹底解説
こんにちは。アウトドアと暮らしのメモ帳、運営者の「そちゃ」です。 「何の家電を使いたいか」が決まれば、ポータブル電源が必要かどうかは自然と判断できます。スマホ充電やLEDランタン程度ならモバイルバッテ ...
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日本メーカー(JVCケンウッド・パナソニック等)と海外3社の比較で迷う方は、日本メーカーのおすすめ記事も参考になります。
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ポータブル電源の日本メーカーおすすめ7選|「日本製」の実態と後悔しない選び方
こんにちは。アウトドアと暮らしのメモ帳、運営者の「そちゃ」です。 ポータブル電源を選ぶとき、「日本メーカーのほうが安心なのか」「海外メーカーと何が違うのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。 ...
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【5人以上 or 長期備え】1,500Wh以上のおすすめ3選

祖父母同居の3世代家族、乳幼児あり、医療機器使用など5人以上の世帯や1週間以上の長期停電に備えたい場合は、1,500Wh以上のハイエンドクラスが選択肢です。重量20kg超のモデルが中心で、設置場所はリビングや玄関を想定します。定格出力2,000W以上が標準で、エアコン・電子レンジ・電気ケトルなどの高出力家電を通常どおり使えるのが特徴です。
Jackery ポータブル電源 1500 New(1,536Wh / 2,000W)
1,500Wh級のスタンダード機。容量1,536Wh・定格出力2,000W(瞬間最大4,000W)で、家族5人の1日分(約4,500Wh)の3分の1強をカバーします。重量約14.5kgと1,500Whクラスとしては軽量で、リン酸鉄リチウムで6,000回(70%維持)の長寿命。ソーラーパネル併用前提で、日中は太陽光から充電を補い、夜間は蓄電池として運用するのが基本です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量/定格出力 | 1,536Wh/2,000W(瞬間最大4,000W) |
| 重量 | 約14.5kg(リン酸鉄・6,000回70%維持) |
| 特徴 | ソーラー最大400W/5年保証/拡張は限定的 |
| 価格(参考) | 実勢10〜15万円台(2026年時点) |
Jackery ポータブル電源 2000 New(2,042Wh / 2,200W)
1500 Newの上位版。容量2,042Wh・定格出力2,200W(瞬間最大4,400W)で、エアコン・電子レンジ・電気ケトルといった生活家電をほぼ通常どおり運用できます。5人家族の半日分(約2,000Wh)を1台でほぼ賄える計算です。重量は約17.9kg(メーカー公表)で、UPS切替は20ms未満、震度7相当の耐震試験にも合格しています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量/定格出力 | 2,042Wh/2,200W(瞬間最大4,400W) |
| 重量 | 約17.9kg(リン酸鉄・4,000回70%維持) |
| 特徴 | 80%まで最短66分/UPS20ms未満/耐震試験合格/5年保証 |
| 価格(参考) | 実勢15〜20万円台(2026年時点) |
EcoFlow DELTA Pro 3(4,096Wh / 3,600W)
家庭用ポータブル電源の最高峰クラス。容量4,096Wh・定格出力3,600Wで、エクストラバッテリーを連結すると最大24kWh(24,000Wh)まで拡張可能です。単相3線の100V/200V出力に対応し、切替分電盤を介して家庭の電気回路に直接つなぐこともできる、「疑似的な定置型蓄電池」として使える1台です。サイクル4,000回後も初期容量80%を維持し、約11年の長寿命です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 4,096Wh(エクストラバッテリーで最大24kWh) |
| 定格出力 | 3,600W(200V・分電盤接続対応) |
| 重量 | 約51.5kg(キャスター付き) |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム(4,000回80%維持・約11年) |
| 急速充電 | AC1,500W入力で約2時間30分で0→80% |
| ソーラー入力 | 最大2,600W |
| 発売 | 2024年6月25日 |
| 価格(参考) | 定価539,000円/セール時約269,400円〜の実績(2026年時点) |
キャスター付きで移動でき、1階リビングに常設して停電時は玄関や寝室に運ぶ運用も可能です。家族5人以上で1週間レベルの停電に備える場合や、家庭の分電盤につないで停電時に家全体をバックアップしたい場合の本命機です。
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5人以上向け3機種の比較表
| モデル | 容量 | 定格出力 | 拡張性 | 価格レンジ(参考) |
|---|---|---|---|---|
| Jackery 1500 New | 1,536Wh | 2,000W | 限定的 | ¥100,000〜150,000 |
| Jackery 2000 New | 2,042Wh | 2,200W | 限定的 | ¥150,000〜200,000 |
| EcoFlow DELTA Pro 3 | 4,096Wh | 3,600W | 最大24kWhまで拡張可 | 定価539,000円/セール約269,400円〜 |
容量と拡張性を最優先するならDELTA Pro 3ですが、価格と重量がネックです。Jackery 1500/2000 NewはAmazon・公式セールで割引が入りやすく、価格と性能のバランスに優れます。家族の人数と停電想定で選び分けてください。
家族向けポータブル電源で失敗しない6つの選定基準

3階層9機種を見てきましたが、容量と価格だけで決めると後悔しやすいのが家族向けです。ここでは選定の6基準を、失敗例とともに解説します。
基準1:容量(Wh)|「家族×停電日数」の二軸で決める
容量は早見表で算出した値を基準にしますが、「足りない」より「やや多め」を選ぶのが鉄則です。家族向けは突発的な使用増(祖父母の訪問・体調不良時の医療機器追加)が起こりやすく、ギリギリだと足りなくなります。
失敗例:「家族3人だから500Whで十分」と判断したが、停電2日目に電気毛布と子どものネブライザーが同時に必要となり12時間で枯渇。スマホ充電にも回せず孤立した。
基準2:定格出力(W)|1,000W超で家電の選択肢が一気に広がる
容量と並んで重要なのが定格出力です。500Wクラスでは電子レンジ・電気ケトル・ドライヤーは動きません。家族で温かい食事を作りたいなら、1,000W以上の定格出力が必須条件です。
失敗例:「容量1,000Whあるから安心」と買ったが、定格出力が500Wしかなく電子レンジが動かなかった。カセットコンロ併用前提なら問題ないが、知らずに買うと当日に困惑する。
基準3:充電方式|AC+ソーラー+シガーソケットの3系統が理想
家族向けは充電方式の冗長性が命綱です。AC・ソーラー・シガーソケットの3系統に対応していれば、「停電中はソーラーで継続充電」「車移動中はシガーソケット充電」が可能です。AC1系統だけのモデルは、長期停電で充電手段を失います。
ソーラーパネルで元が取れるのか、設置場所はどうするのかは別記事で解説しています。導入を迷っている方はこちらもどうぞ。
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基準4:重量|「2階に上げられない」失敗を防ぐ
容量に比例して重量も増えます。4,096Wh級のEcoFlow DELTA Pro 3は約51.5kgで、キャスター付きとはいえ階段では持ち運べません。家族で運用するなら、「誰が運ぶか」「どこに置くか」を購入前に決めることが必要です。
失敗例:1,500Wh級(約15kg)を購入したが、寝室が2階のため停電時に2階へ運べず、リビングで家族が雑魚寝することに。事前に「主に使う部屋」に常設すべきだった。
基準5:UPS機能|在宅ワーク世帯は20ms以内を選ぶ
UPS(無停電電源装置)機能とは、停電の瞬間に自動で電源供給を継ぎ、接続家電を落とさない仕組みです。在宅ワークでデスクトップPCを使う世帯は、切替速度の速いモデルを選んでください。切替が遅いとPCが再起動扱いになり、保存前の作業が失われます。Jackery 1000 New(UL1778認証・20ms以内)、EcoFlow DELTA 3 Plus(10ms)などUPS精度の高いモデルがおすすめです。
基準6:拡張性|将来の容量増設に備える
家族の人数や使う家電は時間とともに変わります。追加バッテリーで容量を後から増やせるモデルを選んでおくと、子どもが増えたり祖父母と同居になっても買い替え不要です。EcoFlow DELTA 3 Plus(最大約3,000Whまで拡張)やDELTA Pro 3(最大24kWh)は拡張性に優れます。Jackery系の一部は単体完結型なので、購入時の容量がほぼ最終形になります。
6つの選定基準まとめ
- 容量:早見表+自家計算の数値の1.2〜1.5倍を選ぶ
- 定格出力:1,000W超で電子レンジ・ケトルも対応可能
- 充電方式:AC+ソーラー+シガーソケットの3系統が理想
- 重量:「主に使う部屋」に置けるか・運べるかを事前確認
- UPS機能:在宅ワーク世帯は切替速度の速いモデルを選択
- 拡張性:将来の容量増設に備えるならEcoFlow DELTA系
ソーラーパネル併用+カセットコンロで3日間対応する方法

家族3〜4人が3日凌ぐには約9,000Whが必要、というのが冒頭の早見表でした。これを1台で賄うのは現実的でないため、「1,000Whクラスのポータブル電源+ソーラーパネル+カセットコンロ」の3点セットで3日対応を実現します。
ソーラーパネルで日中に継続充電(追加で1,500〜3,000Wh/日)
200W級のソーラーパネルを2枚(合計400W)組み合わせると、晴天下で1日あたり1,500〜3,000Whの発電が可能です(地域・季節・天候で変動)。1,000Whクラスを1日1〜2回満充電できる計算で、3日間の電力供給が現実的になります。
| パネル容量 | 晴天時の1日発電量目安 | 用途 |
|---|---|---|
| 100W ×1枚 | 約400〜600Wh | 2人世帯の補助 |
| 200W ×1枚 | 約800〜1,200Wh | 3〜4人ファミリーの補助 |
| 200W ×2枚 | 約1,500〜3,000Wh | 家族世帯の主力充電源 |
| 400W ×1枚 | 約1,500〜2,500Wh | 大型1枚で省スペース |
ソーラーパネルの初期費用は200W級で2万〜4万円、400W級で5万〜8万円が相場です(2026年時点・参考値)。代表的な製品は、Jackery「SolarSaga 200」(JS-200A/最大200W/変換効率22%/IP68)、EcoFlow「400Wソーラーパネル」(折りたたみ式・防水対応)、Anker「Solix PS200」(200W)など。各メーカーのポータブル電源と同シリーズを選ぶと接続トラブルが少なくて済みます。
カセットコンロで調理電力を節約する(電子レンジ・ケトルの代替)
家族世帯の停電時に最も電力を食うのは調理(電子レンジ・電気ケトル)です。これをカセットコンロに置き換えるだけで、ポータブル電源の消費が劇的に減ります。1,200Wの電子レンジを10分使うと200Wh消費しますが、カセットコンロなら電力ゼロです。
政府広報オンライン「ローリングストックの始め方」でも、家庭備蓄として「カセットこんろ・カセットボンベ」が公式に例示されています。カセットボンベは1人で1週間あたり約6本とされ、家族4人の1週間分で約24本が目安です。家庭用カセットコンロでは、イワタニのカセットフーシリーズが定番です。登山・防災兼用なら、コンパクトなシングルバーナーも選択肢になります。
家族4人が3日間乗り切るためのセット例
家族4人で3日間を乗り切る現実的なセット例です。すべてを一度に揃える必要はなく、優先度の高いものから段階的に揃えれば十分です。
家族4人で3日凌ぐ装備セット例
- ポータブル電源 1,000Wh級:Anker Solix C800 Plus/EcoFlow DELTA 3 Plus/Jackery 1000 Newのいずれか
- ソーラーパネル 200W×2枚 or 400W×1枚:Jackery SolarSaga 200・EcoFlow 400Wソーラーパネル・Anker Solix PS200など
- カセットコンロ+ガスボンベ24本:イワタニ「カセットフー」シリーズ/4人×1週間分の目安
- 飲料水 84L:4人×3L×7日/ローリングストック推奨
- 非常食 4人×7日分:普段使いの缶詰・レトルトをローテーションで備蓄
- 合計予算:約8〜15万円(セール等で大きく変動)
非常食の具体的な選び方やローリングストックのコツは、こちらの記事で詳しく取り上げています。食料備蓄もあわせて進めたい方はどうぞ。
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台風・地震の前に満充電にしておく習慣をつける
ポータブル電源の最大の落とし穴は、停電が起きてから残量に気づくことです。台風接近の予報、巨大地震臨時情報、電力需給ひっ迫警報など、停電リスクが高まったタイミングで必ず満充電にする習慣を家族で共有してください。EcoFlow DELTA 3 PlusやJackery 1000 Newのようにアプリで残量管理・充電予約ができるモデルは、この習慣化を機械任せにできます。
台風シーズン前に揃えておきたいグッズの総合リストも参考になります。あわせてチェックしておくと安心です。
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よくある質問|家族向け防災ポータブル電源7つの疑問
最後に、家族世帯から特によく寄せられる7つの質問に回答します。
Q1. 家族4人なら何Wh必要ですか?
在宅避難の最低限構成で1日あたり約3,000Whが目安です。1台で全部を賄うのは難しいため、1,000〜1,200Whクラスを1台+ソーラーパネル併用が現実解です。詳しい数値は冒頭の早見表を、候補機種は3〜4人ファミリー向けセクションをご覧ください。
Q2. 停電時に冷蔵庫はどれくらい使えますか?
大型冷蔵庫(200W前後)を間欠運転で動かす場合、1,000Whクラスで実質半日〜1日持ちます。冷蔵庫はコンプレッサーが間欠で動くため、消費電力は平均値より低くなる傾向です。扉の開閉を最小限にし、保冷剤を併用すると持続時間が伸びます。
Q3. ガソリン発電機との違いは?
ポータブル電源は排気ガスなし・無音・屋内可・燃料保管不要・メンテ不要が大きな違いで、マンションでも安心して使えます。一方、出力・容量の上限は発電機が大きく、長期停電(1週間以上)の戸建てにはホンダ「EU9i」(0.9kVA・約13kg)などのガソリン発電機も選択肢です(ヤマハ「EF900iS」は生産終了)。家族向けには室内で安全に使えるポータブル電源が第一候補です。
Q4. リン酸鉄リチウムと三元系リチウム、どちらを選ぶべき?
リン酸鉄リチウム(LFP)一択です。サイクル寿命3,000〜6,000回と長く、熱安定性が高く防災向きです。三元系は軽量ですが発火リスクが相対的に高く、長期保管中心の防災用途には向きません。本記事で紹介した9機種はすべてLFP搭載です。寿命の詳細は別記事で解説しています。
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Q5. 普段使いしないと劣化しますか?
完全に放置するとバッテリーが劣化します。3〜6ヶ月に1回はフル充電→ある程度放電を行うのが推奨されます。普段使い・キャンプ兼用なら自然と充放電が回り、劣化を防げます。「防災用にしまっておく」運用は逆効果なので、リビングで日常的にスマホ充電に使うくらいが理想です。
Q6. 車中泊にも使えますか?
はい、シガーソケット充電対応モデルなら走行中も充電可能です。災害時に車で避難する場合、車内が「動く電源確保拠点」になります。冬の車中泊では電気毛布・シートヒーターにも使えます。詳しい運用法は車中泊記事で解説しています。
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Q7. ふるさと納税で入手できますか?
はい、一部自治体でJackery・EcoFlowなどの返礼品があります。実質負担2,000円で家族向け1,000Whクラスを入手できる場合もあり、家計負担を抑えられます。返礼品の在庫は変動が早いため、最新情報は別記事を確認してください。
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この記事のまとめ
- 容量の目安:2人世帯は1日約1,000Wh、3〜4人ファミリーは約3,000Wh、5人以上は約4,500Wh。家族人数で必要容量は3〜4倍変わる
- 3〜4人ファミリーの現実解:1,000〜1,200Whクラス1台+ソーラーパネル+カセットコンロの3点セット
- 選定で最も重要なのは「家電構成」と「停電想定日数」。容量Wh数だけで選ぶと過不足が出やすい
- 家族向けの基本:リン酸鉄リチウム・純正弦波・UPS機能・拡張性・長寿命の5つ
- 1台で全部を賄おうとしない。日中はソーラーで充電補給、調理はカセットコンロで電力をオフロード
防災用ポータブル電源は安い買い物ではありませんが、家族構成と停電想定を整理して計画的に選べば、無駄な大容量買いも容量不足も避けられます。最初から最大容量を目指す必要はないので、ご家庭のペースで1,000Whクラスから始め、ソーラーパネル・カセットコンロを段階的に揃えていくのが現実的です。
※この記事の価格・スペック・キャンペーン情報は2026年時点の参考値です。製品の価格・在庫・仕様は時期や販売店で変動するため、購入前に各メーカー公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。
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