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東海の穴場キャンプ場13選|無料・格安・予約不要で行ける

困ってる人
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予約なしでフラッと行けるキャンプ場ってあるの?無料だとトイレとか大丈夫なのかな…。

東海エリア(愛知・岐阜・静岡・三重)には、予約不要で当日フラッと行ける穴場キャンプ場が点在しています。無料〜数千円で使える場所も多く、思い立った週末にすぐ出かけられるのが魅力です。

ただし予約不要のキャンプ場は、管理人が常駐していなかったり、設備が最低限だったり、以前は無料・予約不要だったのに有料化・予約制に変わっていたりと、事前にチェックすべきポイントがあります。実際に、かつて無料だった大津谷公園キャンプ場(岐阜県池田町)は2021年6月に全面有料化・完全予約制へ移行し、粕川オートキャンプ場(岐阜県揖斐川町)は2021年4月にキャンプ・BBQが禁止されました。

この記事では、東海4県+αの予約不要キャンプ場を中心に実名・料金・設備つきで紹介し、予約は必要だが無料〜格安で使える施設も合わせて、選び方・注意点・快適に過ごすコツまで解説します。

この記事を読んだらわかること

  • 東海4県+長野南部の予約不要キャンプ場を実名・料金・設備つきで紹介
  • 無料スポットと有料フリーサイトの違いと選び方
  • 「以前は予約不要」→ 予約制に変わった落とし穴と最新情報の確認方法
  • 河原キャンプの安全対策・混雑を避けるコツ・ソロキャンプ向けの場所

※料金・営業状況は変更される可能性があります。出発前に必ず各施設の公式サイトや自治体の最新情報を確認してください。

予約不要キャンプ場の一覧早見表【料金・設備比較】

まず「どこに行けばいいの?」にサッと答えるため、この記事で紹介するキャンプ場を一覧表にまとめました。気になる場所があれば、表の下の県別パートで詳細を確認してください。

キャンプ場名予約料金目安トイレ車乗入れ温泉近くおすすめ
中川原キャンプ場岐阜不要有料(1人300円+テント等)ありソロ◎
ささゆりの湯オートキャンプ場岐阜フリー不要3,000円〜(1台)あり(水洗)初心者◎
平湯キャンプ場岐阜条件で要大人800円+車1,500円〜あり(水洗)夏の避暑◎
桃太郎公園 栗栖園地愛知不要500円/テント(平日無料)あり不可×初心者◎
桑谷キャンプ場愛知無料あり不可×ソロ◎
土村キャンプ適地静岡不要無料あり×ファミリー○
西里キャンプ適地静岡不要無料あり×ソロ◎
茂野島キャンプ適地静岡不要無料あり(汲取り)×ソロ◎
黒川キャンプ場静岡無料ありファミリー○
上島キャンプ場静岡不要3,000円あり×ファミリー◎
須原親水広場三重不要無料あり×ファミリー○
犂谷公園三重不要無料あり×ソロ◎
新鹿海水浴場三重不要有料(現地徴収)あり不可×夏限定
岩倉ダムキャンプ場長野不要2,000円〜あり星空◎ソロ◎
そちゃ
そちゃ
表の「おすすめ」は初心者・ソロ・ファミリーなど向いている層の目安です。桑谷キャンプ場と黒川キャンプ場は予約必須ですが、設備が整って無料なので合わせて紹介します。詳しくは各施設の紹介を読んでみてくださいね。

岐阜県の予約不要キャンプ場

岐阜県は山間部に無料〜格安のフリーサイトが多く、東海エリアの中でも予約不要キャンプ場の選択肢が豊富です。

中川原キャンプ場(下呂市小坂町)

下呂市が管理する公営キャンプ場で、岐阜県観光公式サイトに「予約制ではありません」と明記されています。小坂川の河畔にあるフリーサイトで車横づけも可能。炊事場・水洗トイレ・無料の水シャワーがあり、ゴミは分別すれば引き取ってもらえます。直火は禁止です(出典:岐阜県観光公式サイト 岐阜の旅ガイド)。

  • 料金:入場料1人300円+テント1張1,500円、車500円、タープ1,000円(現地で管理人に支払い。詳細は現地確認)
  • 営業:4月下旬〜10月末
  • アクセス:高山本線下呂駅から車で約40分
  • 設備:炊事場・水洗トイレ・無料の水シャワーあり
  • 注意:山間部のため防寒対策を。日帰り温泉「巌立峡 ひめしゃがの湯」までは徒歩約13分(約1km)。同温泉は2026年3月20日以降は金土日祝のみ営業に変更されているため、利用前に営業日を確認

利用者が少なく静かな環境なので、ソロキャンプにもおすすめの穴場です。

ささゆりの湯オートキャンプ場(恵那市串原)

標高464mの山頂に建つ温泉施設「くしはら温泉ささゆりの湯」に併設されたキャンプ場です。フリーサイトのみ予約不要で利用でき、区画サイト・電源サイトは要予約です。標高が高く夏でも過ごしやすいのが特徴です(出典:ささゆりの湯公式サイト)。

  • 料金:フリーサイト1泊目3,000円/1台、2泊目以降1,000円/1台(バイクは1泊目1,500円/2泊目以降500円)。当日管理棟(マレットハウス)で支払い
  • 営業:通年(水曜定休)
  • アクセス:恵那ICから車で約30分
  • 設備:トイレ(水洗)・炊事場・コインランドリーあり。ゴミは持ち帰り
  • 注意:温泉入浴は別途料金。直火禁止(焚火台・バーベキューコンロ使用の場合は可)。週末や繁忙期は人気の場所から埋まるため早めの到着がおすすめ

温泉併設で設備も整っているため、予約不要キャンプが初めての方にも安心の施設です。

平湯キャンプ場(高山市奥飛騨温泉郷)

中部山岳国立公園内にある約25,000㎡の広大なフリーサイトで、車約170台を限定入場するシステムです。直火OKで本格的なキャンプが楽しめるのも大きな魅力。標高が高く場内は林に囲まれているため夏でも涼しく、避暑キャンプに向いています。徒歩約7〜10分の場所に人気の温泉「ひらゆの森」があります(出典:平湯キャンプ場公式サイト)。

  • 料金:入場料 大人800円(中学生以上)・子供500円(3歳〜小学生)、車1,500円(特定日は2,000円)、バイク500円。2025年10月1日より中学生以上1名1泊100円の宿泊税が別途
  • 営業:4月下旬〜11月中旬(2026年は4月18日〜11月15日。年により変動)
  • アクセス:高山ICから車で約50分
  • 設備:トイレ(水洗)・炊事場あり。ひらゆの森の入浴料は700円
  • 特定日:GW、夏期(7月第2土曜日〜8月31日)、9月・10月・11月の3連休は車1台2,000円
  • 注意:繁忙期はオンライン予約推奨。公共交通機関・バイク利用は予約不要で当日受付
そちゃ
そちゃ
平湯キャンプ場は繁忙期と閑散期で予約の要否が変わります。出発前に公式サイトで確認するのがおすすめです。

愛知県の予約不要キャンプ場

愛知県は宿泊可能な予約不要キャンプ場が少なめですが、名古屋からのアクセスが良い施設が揃っています。

桃太郎公園 栗栖園地(犬山市)

犬山市の木曽川沿いにある芝生フリーサイトで、予約不要・当日受付です。テント1張あたり500円(最大7泊まで同料金)、平日無料との情報もあるため、最新の運用は受付で確認しましょう。受付は近隣のお土産店(桃太郎神社隣接の売店など)で行います。春は桜、秋は紅葉も楽しめ、犬山城の城下町まで車で約10分とアクセスも良好です。

  • 料金:テント1張500円(最大7泊までこの料金で利用可)。平日無料の情報もあり、最新は受付で確認
  • 営業:通年
  • アクセス:名鉄犬山遊園駅から徒歩約40分。名神高速 小牧ICから車で約25分
  • 設備:水洗トイレ・炊事場あり。ゴミは持ち帰り

桃太郎公園の重要な注意点

  • 車の乗り入れは不可。ただし駐車場がサイトに隣接しているため荷物の搬入はしやすい
  • 焚き火台・焚火ストーブを含む薪・炭の使用は全面禁止。使用可能な火器はガス式・ガソリン式コンロのみ
  • 花火・ハンモックも禁止
  • 木曽川沿いのため、数年に一度は増水で公園内が浸水することがある。大雨の日は注意

【予約必須・無料】桑谷キャンプ場(岡崎市)

岡崎市が管理運営する完全無料のキャンプ場で、宿泊も可能です。テントサイト29区画、屋根付き炉5か所、簡易炉3か所、井戸2か所、トイレ、駐車場20台を備えます。電話・自販機・照明がなく、井戸は手こぎポンプという、浮世離れした静かな環境。利用者が少なく、ソロや少人数キャンプ向きの穴場です。

予約必須です(旧情報にご注意)

桑谷キャンプ場は、SNSや古いブログでは「予約不要」と紹介されていることがありますが、現在は事前申請が必須です。利用希望日の3か月前の初日より先着順で受付(7月20日〜8月31日の期間は6月1日より受付)。仮予約(電話)→本登録(電子申請)→許可書受取という流れが必要です。

  • 料金:無料
  • 営業:3月1日〜11月30日(12月〜2月は閉場・冬季閉鎖)
  • アクセス:名鉄美合駅から東へ車で約10分
  • 設備:屋根付き炉5か所・簡易炉3か所・井戸2か所(手こぎポンプ)・トイレ・駐車場20台。貸出備品は一切なし
  • 注意:18歳未満のみの利用は不可。テントサイトでの直火炊事・たき火(焚き火台の使用も不可)・花火は禁止で、火気はキャンプファイヤー広場の焚き火サークルなど指定場所のみ。携帯電波が弱く照明もないためランタン必須
  • 予約:岡崎市観光推進課(0564-23-6216)に仮予約→電子申請システムから本登録(出典:岡崎市公式サイト

【予約必要・格安】愛知県民の森(新城市)

「森林浴の森100選」「水源の森100選」に選ばれた鳳来寺県有林内のレクリエーション施設です。大津谷川の清流で水遊びができ、ハイキングコースも充実。宿泊施設「モリトピア愛知」で日帰り入浴(大人450円・小人200円)も可能です。

  • 料金:テントサイトは低額(大人・子どもで料金設定あり。公式で要確認)
  • 営業:通年
  • アクセス:新東名高速 新城ICから車で約20分、三遠南信自動車道 鳳来峡ICから約7分
  • 設備:トイレ・炊事場あり。日帰り入浴可(大人450円・小人200円)

※愛知県民の森は事前予約が必要です。予約不要ではありませんが、格安かつ設備が充実しているため「東海の穴場キャンプ場」を探している方に紹介します。直火は禁止です。

静岡県の予約不要キャンプ場

静岡県は興津川沿いの無料キャンプ適地と、浜松エリアの有料フリーサイトが選択肢になります。

興津川沿いの無料キャンプ適地(静岡市清水区)

静岡市清水区の興津川沿いには、無料で利用できる「キャンプ適地」が複数あります。いずれも管理人不在(夏季は簡易受付あり)の予約不要フリーサイトで、水道とトイレの最低限の設備が整っています。直火は基本的に禁止ですが、土村キャンプ適地では直火OKとする情報源もあるため、現地のルールを確認の上、焚き火台の使用が安全です。

近隣温泉「やませみの湯」は要確認

興津川沿いに隣接する温泉施設「清水西里温泉浴場 やませみの湯」は、2025年6月に貯湯槽からレジオネラ属菌が検出されたため一時休業し、2025年7月25日から内風呂のみ再開しています(露天風呂は安全確認まで利用中止)。キャンプ場利用後にお風呂を考えている方は、最新の営業状況を事前に確認してください。

西里キャンプ適地

興津川が大きくカーブした砂州部分が草地サイトになっており、トイレ・洗い場があります。川には水深が深い淵があるため、川遊びの際は注意が必要です。3か所のキャンプ適地の中では、一番遊べる河原として人気です。

  • 料金:無料/予約不要/アクセス:東名清水ICから車で約25分、新東名新清水ICから約45分

土村キャンプ適地

矢崎橋のたもとにある河川敷サイト。木陰が多く、浅瀬が多いので小さな子どもの川遊びに向いています。トイレ・炊事場あり、夏季は簡易受付が設置されます。水は飲用不可のため飲料水は持参してください。

  • 料金:無料/予約不要/アクセス:静岡駅から車で約35分

茂野島キャンプ適地

興津川沿いの中でも訪問者が少なく、穴場度が高い場所です。車横づけ可能ですが、木陰が少ないため夏場はタープが必須。トイレは汲み取り式です。

  • 料金:無料/予約不要/アクセス:静岡駅から車で約35分

【予約必須・無料】黒川キャンプ場(静岡市清水区)

清水森林公園「やすらぎの森」内にある静岡市の無料キャンプ場で、市営では県内唯一の無料キャンプ場です。33区画のサイトのほか炊事棟・トイレもあり、近くには温泉施設「やませみの湯」もあります(出典:静岡新聞アットエス)。

予約必須です(旧情報にご注意)

黒川キャンプ場は、古い情報源では「予約不要」と紹介されていることがありますが、現在は予約が必須です。予約サイト「オクシズばった」(https://okushizuoka.comp-re.com)または森林公園管理センター(054-395-2999)で受付。なお近隣の「やませみの湯」は2025年6月以降、レジオネラ属菌検出のため内風呂のみ再開中という状況のため、温泉利用前に最新情報を確認してください。

  • 料金:無料
  • 営業:通年(月曜休、年末年始12月29日〜1月5日休館)
  • アクセス:静岡駅から車で約30分
  • 設備:33区画・炊事棟・トイレ・駐車場47台あり。コンロや炭の販売・貸出はないため一式持参
  • 注意:直火・焚き火は禁止。花火およびペットの持ち込みも禁止。チェックイン11:00/チェックアウト10:00

上島キャンプ場(浜松市天竜区)

天竜川沿いに位置する、芝生が美しいフリーサイトのキャンプ場です。場内には打ちっぱなしのゴルフ施設が残る広々とした芝生サイトで、車を乗り入れてキャンプができます。予約不要で当日受付。温水シャワーや炊事場も完備された設備の整った有料フリーサイトです。漫画「ゆるキャン△」18巻(第99・100話)に登場した聖地としても知られます。

  • 料金:テント1張1,000円+車1台2,000円=合計3,000円(タープ1張1,000円、バイク1,000円。最新は要確認)
  • 営業:通年(12〜3月は要問合せ)。イン10:00〜15:00、アウト12:00
  • アクセス:三遠南信自動車道 佐久間川合ICから約2km
  • 設備:トイレ・炊事場・温水シャワー・バンガローあり
  • 注意:受付は15時まで。シーズンオフは事前に電話で営業確認がおすすめ
そちゃ
そちゃ
上島キャンプ場は「ゆるキャン△」に登場した聖地。芝生がきれいで、ファミリーキャンプにも向いています。

三重県の予約不要キャンプ場

三重県は河川敷の無料スポットと、夏限定の海キャンプが選べます。

須原親水広場(多気郡多気町)

櫛田川の河川敷にある無料キャンプスポット。予約不要で車横付けも可能です。約30年前に地ならしされた多目的広場で、洗い場・更衣室・多目的トイレ・水道が整っており、水遊びやBBQが楽しめます。松阪市街から車で約30分とアクセスも良好です。

  • 料金:無料/予約不要/車横付け可
  • 営業:通年(地元で催事等がある場合は利用できないことあり)
  • アクセス:伊勢自動車道 勢和多気ICから国道368号で約10分
  • 設備:洗い場・更衣室・多目的トイレ・水道あり
  • 注意:全体が直火禁止。ゴミは持ち帰り

犂谷(からすき)公園(多気郡大台町)

清流日本一として知られる宮川の上流にある、大台町のキャンプ指定地です。流れが緩やかな区間があり、川遊びが楽しめます。犬の同伴も可能で、駐車場・更衣室も整っています。自然豊かで静かな環境はソロキャンプにもおすすめです。

  • 料金:無料/予約不要
  • 営業:通年
  • アクセス:紀勢道大宮大台ICから車で約40分
  • 設備:トイレ・更衣室・駐車場あり
  • 注意:キャンプができるのは指定区域の河川敷(犂谷バス停の上流30m〜下流200mの区間)のみ。さくらの里公園・もみじの里公園など公園内でのキャンプ・BBQは禁止。ゴミは完全持ち帰り

新鹿(あたしか)海水浴場(熊野市)

環境省「快水浴場100選」に選ばれた、新鹿湾に広がる波穏やかなビーチに隣接するキャンプ場です。入り江で波が穏やかなため子どもでも海水浴を楽しみやすく、夜には星空も。受付は不要で、管理の方が朝10時頃に料金を集めに来ます。海水浴とBBQを同時に楽しめるロケーションです。

  • 料金:有料(現地で料金を徴収。1日1張り2,000円との情報あり。詳細は現地確認)。駐車場有料
  • 営業:2025年は7月6日〜8月31日(海水浴期間)
  • アクセス:熊野尾鷲道路 熊野新鹿ICから車で約5分、JR新鹿駅から徒歩約10分
  • 設備:炊事棟完備、無料トイレ2か所、有料シャワーあり。器材レンタルなし
  • 注意:夏期は観光客で混雑。波打ち際は大きな波が来ることがあるため小さな子どもは注意

【番外編】長野県南部の予約不要キャンプ場

東海エリアから三遠南信道でアクセスしやすい長野県南部にも、予約不要の穴場があります。

岩倉ダムキャンプ場(下伊那郡売木村)

売木村営の、ダム湖畔にある林間フリーサイトです。予約不要で、管理人不在の時は先にテントを張って後払いもできます。直火OKで、標高が高いため星空が素晴らしいロケーション。周囲に人工的な光が少なく、天体観測を楽しみたいソロキャンパーに特におすすめです。車で約5分の場所に「うるぎ温泉 こまどりの湯」があります。

  • 料金:車中泊乗り入れは2,000円(2024年10月変更)。詳細料金は売木村観光課・公式で要確認
  • 営業:4月下旬〜11月下旬(冬季閉鎖)
  • アクセス:三遠南信道 東栄ICから車で約40分(飯田IC・力石ICからのルートもあり)
  • 設備:炊事場・バイオトイレあり。ゴミは持ち帰り
  • 注意:標高が高く朝晩は冷えるため防寒対策を。直火OK

予約不要キャンプ場の選び方と注意点

予約不要キャンプ場は気軽に行ける反面、知っておかないと困るポイントがあります。出発前にこの3つは必ず確認してください。

「以前は予約不要」の情報を鵜呑みにしない

予約不要・無料だったキャンプ場が、予約制化や閉鎖に変更されるケースが増えています。

代表的な例が岐阜県の粕川オートキャンプ場(揖斐川町)と大津谷公園キャンプ場(池田町)です。粕川オートキャンプ場は2021年4月からキャンプ・BBQ(火気使用)が禁止となり、現在は「粕川河川公園」として散策などの憩いの場として利用されています(出典:中日新聞Web)。大津谷公園キャンプ場も2021年6月から有料化・完全予約制に移行し、現在は指定管理者の株式会社ヒマラヤが運営。宿泊3,300円・日帰り1,650円・BBQテーブル2,750円などの料金で、予約はヒマラヤの予約サイトやなっぷ経由で受け付けています。

ネット上やSNSには「無料・予約不要で使えた」という古い情報が残っているため、現地に行ってから使えないと知るケースが起きています。この記事で紹介した桑谷キャンプ場・黒川キャンプ場のように、無料でも予約必須に変わった施設もあります。

出発前に確認すべき3つのこと

  • 営業状況と予約要否:公式サイトまたは自治体の観光課で最新の営業状態を確認。特に冬季閉鎖・臨時休業、予約制化に注意
  • ルール変更:料金改定・予約制移行・焚き火禁止エリア追加など。個人ブログの情報は古い可能性あり
  • 設備の有無:管理人不在のサイトではトイレの有無・水の飲用可否を事前に確認。飲料水は持参が基本

無料キャンプ場と有料フリーサイトの違い

予約不要のキャンプ場は無料〜数千円と幅がありますが、一般的に以下のような傾向があります。

比較項目無料スポット有料フリーサイト
料金無料500〜5,000円程度
管理人不在が多いいることが多い
トイレ簡易・汲み取りも水洗が多い
炊事場ないこともあることが多い
ゴミ処理完全持ち帰り回収してくれる場合も
安心感自己責任の度合い大ある程度のサポートあり

この記事で紹介した施設を振り分けると、次のようになります。

  • 無料スポット:興津川沿いの3適地(西里・土村・茂野島)、須原親水広場、犂谷公園など。管理人不在のことが多く、ゴミは完全持ち帰り、飲料水は持参が基本。茂野島は汲み取り式トイレなど設備は最低限です
  • 有料フリーサイト:ささゆりの湯(3,000円〜)、上島キャンプ場(3,000円)、岩倉ダム(2,000円〜)など。水洗トイレ・炊事場・温水シャワーなど設備が整い、管理人がいることが多いため初心者でも安心です

つまり、設備の快適さと安心感を取るなら有料、コストと自由度を取るなら無料、という選び方になります。初めての予約不要キャンプなら、まず設備の整った有料フリーサイトで慣れるのがおすすめです。

困ってる人
困ってる人
初心者なんだけど、いきなり無料キャンプ場はハードル高いかな?
そちゃ
そちゃ
まず有料フリーサイト(ささゆりの湯や上島キャンプ場など)から始めて、慣れてきたら無料スポットに挑戦するステップがおすすめです。

河原キャンプの安全チェック

この記事で紹介した中川原・興津川沿いの3適地(西里・土村・茂野島)・須原親水広場・犂谷公園は、いずれも河川敷のサイトです。河原キャンプは増水による事故のリスクがあるため、以下の安全対策は命を守るために必須です。

① 中州には絶対に設営しない:川の中州は、増水するとあっという間に四方を水に囲まれ、逃げ場を失います。1999年の玄倉川水難事故では、増水の警告を無視して中州にとどまったキャンプグループ13名が亡くなりました。川の中の島状になった場所は、どれだけ快適に見えても設営場所に選ばないでください。テントは川から十分に離れた、一段高い場所に張ります。

② 上流のダム・天気を事前に確認:自分のいる場所が晴れていても、上流で雨が降れば川は増水します。出発前に地図で上流にダムがあるか確認しましょう。発電用・農業用の取水ダムは、取水量を超えると放流して川が増水することがあります。放流時は下流にサイレンで警告が流れる決まりになっているため、サイレンが聞こえたらすぐに川から離れて高台へ避難してください。大雨・台風の予報が出ているときは、河原キャンプ自体を中止する判断が最も重要です。

③ 増水の前兆を見逃さない:川の水位は見た目では変化が分かりにくいものですが、「水が急に濁ってきた」「落ち葉や流木が増えてきた」「水位がじわじわ上がっている」と感じたら、増水の前兆です。すぐに撤収して高台に移動してください。出発前と到着後には、国土交通省の「川の防災情報」(https://www.river.go.jp/)で該当河川の水位・雨量をチェックする習慣をつけましょう。

④ 避難ルートとヘッドライトを確保:テント設営前に、高台へ逃げられるルートを必ず確認しておきます。増水は夜間や早朝に起きることも多いため、暗闇でも避難できるようヘッドライトは1人1個携行してください。

⑤ 携帯電波を確認:中川原や犂谷公園のような山間部の河原では、圏外になるエリアがあります。到着時にスマホの電波状況を確認し、圏外の場合は緊急時の連絡手段(離れた電波の入る場所の把握など)を考えておきましょう。

穴場キャンプ場を快適に使うコツ

予約不要キャンプ場を快適に楽しむためのポイントを紹介します。

困ってる人
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週末に予約なしで行きたいけど、混んでたらどうしよう…。

混雑を避ける3つのテクニック

金曜泊か日曜泊にずらす:土曜泊が最も混みます。金曜の夜に出発して1泊するか、日曜泊にずらすだけで利用者は減り、ゆったり過ごせます。特に上島キャンプ場やささゆりの湯のような人気の有料フリーサイトは土曜が早く埋まるため、曜日をずらす効果が大きいです。

早朝到着を狙う:フリーサイトは先着順がほとんどです。人気の場所は午前中に埋まることもあるため、好きな場所を選びたいなら朝8〜9時の到着を目指しましょう。平湯キャンプ場のように車の入場台数に上限がある施設(約170台限定)では、繁忙期に早く到着しないと入場できないこともあります。

候補を2〜3か所リストアップしておく:予約不要キャンプ場の最大のリスクは「行ったら満杯だった」ことです。事前に候補を複数用意しておけば、1か所目がダメでも切り替えられます。たとえば興津川沿いなら西里・土村・茂野島の3適地が近接しているため、1か所が混んでいても近くに移動できます。GW・お盆・連休は特に混むため、候補は多めに持っておくと安心です。

フリーサイトでの場所選びのポイント

水はけを確認:窪地や低い場所は雨が降ると水たまりになります。平坦で少し高い場所を選びましょう。

風向きとトイレの位置:トイレに近すぎると匂いが気になることがあります。風下を避けつつ、夜間にトイレに行きやすい距離(徒歩1〜2分程度)が理想です。

木陰を確保:夏場は木陰のあるサイトを優先。木陰が少ない場所(茂野島キャンプ適地など)ではタープが必須です。

温泉が近いキャンプ場を活用する

予約不要キャンプ場にはシャワーがない場所も多いですが、近くに温泉がある場所を選べば快適度が大幅に上がります。この記事で紹介した中で温泉が近いキャンプ場は以下のとおりです。

  • ささゆりの湯オートキャンプ場:温泉施設に併設
  • 中川原キャンプ場:「巌立峡 ひめしゃがの湯」が徒歩約13分(営業日は要確認)
  • 平湯キャンプ場:「ひらゆの森」が徒歩約7〜10分
  • 岩倉ダムキャンプ場:「うるぎ温泉 こまどりの湯」が車で約5分
  • 愛知県民の森:「モリトピア愛知」で日帰り入浴可(大人450円)

キャンプにかかる費用の全体像や節約方法については、こちらの記事で解説しています。

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よくある質問(FAQ)

Q. 予約不要のキャンプ場は本当に予約なしで行けますか?

この記事で紹介したフリーサイトの多くは予約不要で当日利用できます。ただし先着順のため、人気の場所は早めの到着がおすすめです。一方で、桑谷キャンプ場・黒川キャンプ場・愛知県民の森のように、無料・格安でも予約必須の施設もあるため、各施設の項目を確認してください。平湯キャンプ場のように繁忙期だけ予約推奨になる施設もあります。

Q. 無料キャンプ場のトイレや水場は使えますか?

多くの無料スポットにトイレ・水場はありますが、汲み取り式だったり水が飲用不可だったりします。飲料水は持参が基本です。管理人不在の場所では、設備が使えない場合もあるため事前確認をおすすめします。

Q. 焚き火や直火はできますか?

施設によって大きく異なります。直火OKなのは平湯キャンプ場・岩倉ダムキャンプ場など一部のみで、興津川沿いの適地・須原親水広場・黒川キャンプ場などは直火禁止です。桃太郎公園のように焚き火台も含めて火気が制限される場所もあるため、各施設のルールを必ず確認してください。

Q. 河原のキャンプ場で気をつけることは?

最も注意すべきは増水です。上流で雨が降ると急に水位が上がるため、国土交通省「川の防災情報」で水位を確認し、天気が怪しいときは利用を避けましょう。高台への避難ルートの確認とヘッドライトの携行も大切です。

まとめ:東海の穴場キャンプ場

東海エリアには予約不要で使える穴場キャンプ場が数多くあります。最後にポイントを整理します。

この記事のまとめ

  • 東海4県+長野南部で予約不要のキャンプ場を中心に紹介、無料でも予約必要な格安施設(桑谷・黒川・愛知県民の森)も合わせて掲載
  • 初心者は有料フリーサイト(ささゆりの湯・上島キャンプ場など)からスタートが安心
  • 粕川オートキャンプ場のように閉鎖、大津谷のように完全予約制に変わった施設もある。桑谷・黒川のように予約必須化された無料施設もある。必ず最新情報を確認
  • 河原キャンプは増水リスクに要注意。「川の防災情報」で水位チェックを習慣に
  • 混雑回避は金曜泊・早朝到着・候補複数の3本柱
  • 温泉近くのキャンプ場を選べばシャワーなしでも快適
  • ソロキャンプには中川原・桑谷(要予約)・岩倉ダム・茂野島がおすすめ

予約不要キャンプ場は、天気や気分に合わせてフラッと出かけられるのが最大の魅力です。ルールとマナーを守って、東海の自然を楽しんでください。

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