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キャンプの怪我に備えるアウトドア保険おすすめ6選|事故事例・補償内容・選び方まで解説

困ってる人
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キャンプ中に怪我をしたら保険は使えるの?アウトドア保険って何が補償されるの?

結論から言うと、キャンプ中の怪我には「アウトドア保険(レジャー保険)」で備えることができます。1日250円〜のプランがあり、スマホから当日申込みも可能です。

ただし、保険によって補償範囲は大きく異なります。自分の怪我だけでなく、他人を怪我させた場合の賠償責任、テントやギアの破損・盗難、遭難時の捜索費用まで、カバーすべきリスクは4種類あります。さらに、すでに加入中の自動車保険や火災保険でカバーできる補償もあるため、重複加入で損をしている人も少なくありません

この記事では、キャンプで実際に起きた事故事例をもとに、アウトドア保険の補償内容・おすすめ商品5選の比較・既存保険との重複チェックリスト・救急セットの中身まで、キャンプの安全に関わる情報をまとめて解説します。

この記事を読んだらわかること

  • キャンプで実際に起きた怪我・事故の事例と種類
  • アウトドア保険(キャンプ保険)の4つの補償内容と具体的な金額
  • 1日250円〜のおすすめアウトドア保険5商品の比較
  • タイプ別(ソロ・ファミリー・高額ギア所有者)のおすすめ保険
  • 既存の保険(自動車保険・火災保険・クレカ)でカバーできる範囲
  • キャンプに持っていくべき救急セットの中身リスト
  • 怪我を防ぐための安全対策チェックリスト

※この記事に掲載している保険料・補償内容は2026年6月時点の各社公式情報に基づく参考値です。保険商品は改定により変更される場合があるため、加入前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

キャンプ中に実際に起きた怪我・事故の事例

「キャンプで大きな怪我なんてするの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、キャンプ場では毎年のように重大事故が発生しています。まずは実際の事例を知ることで、保険の必要性を具体的にイメージしてみてください。

ガスボンベの爆発で男女2名がやけど

2013年8月、静岡県沼津市のキャンプ場で、キャンプ客が使用していたバーベキューこんろ用のガスカートリッジボンベが爆発し、19歳の男女2人がやけどを負ってドクターヘリ2機で搬送されました。男性は顔と上半身、女性は顔と腕と足にやけど。テントのひさし(キャノピー)下に置いたボンベに着火しようとした際、漏れていたガスに引火したことが原因と報じられています(出典:共同通信・日本経済新聞ほか各社報道)。

ガスバーナーやランタンに使うOD缶・CB缶は、古いガス器具やメーカー不明の製品ではガス漏れのリスクが高まります。使用前のガス漏れ確認は必ず行いましょう。

テント内の一酸化炭素中毒で子どもが意識不明に

2017年11月、家族4人でキャンプ中、2ルームテントの入口タープ下でバーベキューをした際、テント側面の換気口をすべて閉鎖していたため、発生した一酸化炭素が奥のインナーテントに充満しました。午後7時30分頃、インナーテントに入った6歳と8歳の兄妹が頭痛を訴え、数分後に意識を失って倒れこんだという事例が、日本小児科学会の傷害速報(Injury Alert No.83)で報告されています。すぐにテント外に搬出したことで意識は回復し、後遺症はありませんでした。受診時の血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度は妹20.8%・兄18.5%と高い値でした(出典:日本小児科学会 Injury Alert No.83)。

一酸化炭素は無色・無臭のため気づきにくく、キャンプ事故の中でも特に死亡リスクが高いとされています。特に子どもは成人より基礎代謝が高く、成人の約半分の濃度で中毒症状が出るため注意が必要です。米国小児科学会は、一酸化炭素が発生する機器は居住空間から6m以上離し、一酸化炭素チェッカー(1,000円程度〜)の使用を強く推奨しています。ほとんどのテントメーカーはテント内・タープ下での燃焼器具の使用を禁止または非推奨としています。

川の増水でキャンプ中の母子3人が死亡

2014年8月、神奈川県山北町のキャンプ場で、中州にテントを張っていた家族が、夜間の急な増水で車ごと川を渡って避難しようとした際に車が横転し、母子3人が流されて2〜4.5km下流で遺体で発見されるという痛ましい事故が発生しています。現場付近では1時間半ほどの間に53ミリの局地的豪雨が観測され、水位が急上昇したとされます。川の下流では晴れていても、上流で豪雨が降ると一気に水位が上がります。中州へのテント設営は絶対に避けてください(出典:日本経済新聞・神奈川新聞ほか各社報道)。

薪割りやナイフ作業での切創

デイキャンプ中、キャンプ経験が豊富な人でも、薪割りやバトニング作業中にナイフで指を深く切り、大量出血で病院搬送になるケースがあります。刃物の扱いは経験があっても、気が緩んだ瞬間に怪我が起こります。革手袋の着用、刃の進む先に手や足を置かない、といった基本を徹底しましょう。

倒木事故で1名死亡・1名重傷

2023年4月、神奈川県相模原市緑区の新戸キャンプ場で、高さ約18メートル・太さ約70センチの木が未明にテントの上に倒れ、中で就寝していた夫婦が下敷きになりました。妻(29)が胸腹部の圧迫による窒息死、夫が肋骨骨折などの重傷を負っています。木の根元の腐敗(根腐れ)が原因とみられています。大木の直下や、葉の色が悪い・幹にキノコが生えている・樹皮が割れている木の近くは避けましょう(出典:神奈川新聞)。

そちゃ
そちゃ
これらの事例を見ると、どんなに気をつけていてもキャンプには一定のリスクが伴うことがわかります。「まさか自分は大丈夫」と思わず、保険と安全対策の両方で備えることが大切です。

アウトドア保険とは?4つの補償内容と具体的な金額

アウトドア保険とは、キャンプ・登山・ハイキング・スキーなどの野外レジャー中に発生する事故やトラブルに備える保険です。正式には「傷害保険」「国内旅行傷害保険」「傷害総合保険」などに分類されます。

「アウトドア保険」「レジャー保険」「スポーツ・レジャー保険」「キャンプ保険」など、各社で名称が異なりますが、基本的な補償の構造は共通しています。1日単位で加入できる掛け捨てタイプが多く、スマホから手軽に申込めるのが特徴です。

アウトドア保険がカバーするリスクは、大きく分けて以下の4つです。

① 傷害補償(自分自身の怪我)

キャンプ中の事故で自分が怪我をした場合の補償です。死亡・後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金などが含まれます。

入院保険金は日額3,000円〜10,000円程度が一般的で、事故日から180日以内の入院が対象です。手術保険金は、入院中の手術で入院日額の10倍、外来手術で5倍が相場となっています。たとえば入院日額7,000円のプランで50日間入院した場合、入院保険金350,000円に手術保険金70,000円を加えて、合計420,000円を受け取れる計算です。

② 個人賠償責任補償(他人への損害)

キャンプ中に他人に怪我をさせたり、他人の物を壊してしまった場合に、法律上の損害賠償責任をカバーする補償です。補償額は1億円が一般的です。具体的には、以下のようなケースが対象になります。

  • 突風でペグが飛び、近くの人に当たって怪我をさせた
  • 焚き火の火の粉で他人のテントを焼いてしまった
  • 子どもがつまずいて他人のテントを壊してしまった
  • キャンプ場の備品を破損してしまった
そちゃ
そちゃ
個人賠償責任補償は、自動車保険や火災保険の特約で既に加入している場合があります。重複加入にならないよう、後ほど解説するチェックリストで確認してください。

③ 携行品損害補償(自分の持ち物の損害)

テント、タープ、カメラ、スマートフォンなどのキャンプギアが、偶然の事故で破損したり盗難に遭った場合の補償です。補償上限は5万〜30万円程度で、携行品1つあたりの上限は10万円が一般的です。免責金額(自己負担額)が1事故あたり3,000円かかるのが通常です。

たとえば15万円のテントポールが全損した場合、上限10万円から免責3,000円を差し引いた97,000円が支払われる計算になります。ただし時価額で算定されるため、購入から年数が経っているほど減額されます。なお、紛失・置き忘れは対象外であること、釣具など一部対象外の品目がある保険もあること、商品によってはスマホ・PCなどの電子機器が対象外になることには注意してください。

④ 救援者費用補償(遭難時の捜索・救助費用)

遭難した場合の捜索・救助にかかった費用をカバーする補償です。民間ヘリコプターの利用は1時間あたり50万円前後が相場とされ、捜索が長期化すると数百万円に膨らむ可能性があります。補償額は100万〜300万円が一般的で、駆けつけた家族の交通費・宿泊費もカバーされる商品があります。

ただし、「急激かつ偶然な外来の事故」が保険金支払いの条件であり、疲労や持病が原因の遭難は短期型保険では対象外になるケースがある点には注意が必要です。

おすすめアウトドア保険5選|料金・補償内容の比較

ここからは、キャンプの怪我に備えるおすすめのアウトドア保険を5商品紹介します。いずれもスマホから申込み可能で、当日または前日までに加入できる商品です。保険料・補償内容は2026年6月時点の各社公式情報に基づきます。商品改定で変わることがあるため、加入前に必ず各公式サイトで最新の補償内容をご確認ください。

1. モンベル 野あそび保険(国内旅行傷害保険)

引受保険会社AIG損害保険
保険料250円/500円の2種類
保険期間日帰り〜6泊7日
個人賠償責任1億円(全プラン共通)
救援者費用300万円(全プラン共通)
携行品損害500円プランのみ(1つあたり10万円・免責3,000円)
加入条件モンベルメイト(無料登録可)
当日加入可(出発前にオンラインで)

250円で個人賠償責任1億円・救援者費用300万円が付くコスパの高さが魅力です。年に1〜2回のキャンプなら最有力の選択肢です。ただし250円プランには携行品損害補償が付いていないため、ギアの破損・盗難もカバーしたい場合は携行品損害が付く500円プランを選びましょう。携行品は1つあたり10万円が上限で、免責金額は3,000円・時価額での算定です。

注意点として、ピッケル・アイゼンを使用する山岳登はん中の事故は補償対象外です。本格的な山岳登山をする方は、別途モンベル山行保険(1,000円〜)が必要です。また、疲労や持病が原因の遭難は短期補償タイプでは対象外です。

モンベル保険 公式サイトで最新プランを確認

2. PayPayほけん あんしんアウトドア

引受保険会社損害保険ジャパン
保険料1日180円〜(期間選択型)/1年型は月額制
個人賠償責任1億円(基本プラン以上)
救援者費用200万円(基本プラン以上)
携行品損害2025年10月改定で期間選択型は対象外/1年型は基本・安心プランのみ
当日加入可(PayPayアプリで完結)

PayPayアプリから手続きが完結し、PayPay残高やポイントで支払える手軽さが魅力です。1日180円〜で賠償責任1億円・救援者費用200万円といった補償が得られます。

2025年10月の改定に注意

2025年10月1日の商品改定により、期間選択型(1日単位)のすべてのプランで携行品損害と通院保険金が補償対象外になりました。また1年型の「お手軽プラン」でも携行品損害は対象外です。ギアの破損・盗難を補償したい場合は、1年型の基本プラン・安心プランを選ぶ必要があります。なお1年型ではスマホやPCなどの電子機器は携行品損害の対象外です。最新の補償内容は必ず公式アプリでご確認ください。

1年型は日常生活中の怪我も補償対象になり、家族全員プランなら配偶者・同居親族・別居の未婚の子もカバーされます。ファミリーキャンプの方にも向いています。

PayPayほけん あんしんアウトドア 公式サイトで最新の補償内容を確認

3. ドコモ アウトドア保険(AIほけん)

引受保険会社東京海上日動火災保険
プランライト/スタンダード/プレミアムなど(公式で要確認)
傷害補償死亡・後遺障害、入院、通院など
携行品損害プランにより付帯(自転車・携帯電話・PCは対象外)
事故対応東京海上日動安心110番が24時間365日対応
当日加入可(スマホから。ドコモ以外も加入可)

東京海上日動が引き受け、事故時は24時間365日の安心110番が対応してくれる安心感があります。ドコモユーザーはスマホ料金と合算で支払えますが、ドコモ以外の方も加入可能です。救援者費用補償を除くすべての補償は日常生活中の事故も対象です。

携行品損害では、自転車・携帯電話・ノートパソコンなど一部の物品は対象外で、保険金は損害額(修理費)から免責金額を引いた額・時価額が限度です。プラン構成・保険料・各プランの補償範囲は改定されることがあるため、登山やハイキングも予定している方は救援者費用が付くプランかどうかを含め、加入前に公式サイトで必ず確認してください。

ドコモ アウトドア保険 公式サイトで最新プランを確認

4. チューリッヒ少額短期保険 ミニケアキャンプ保険

引受保険会社チューリッヒ少額短期保険
保険期間キャンプ日数に合わせて選択(前日まで契約可)
補償内容怪我による入院、第三者・レンタル用品への賠償責任、携行品損害、捜索救助・救援費用
免責金額レンタル用品1万円/携行品5,000円
特徴レンタル用品の損壊も賠償責任の対象

キャンプに特化した商品設計が特徴です。レンタル業者から借りた用品を破損・汚損して弁償を求められた場合も賠償責任の対象になるため、レンタルギアを利用するキャンプ初心者に向いています。携行品損害は免責5,000円で、紛失・置き忘れ・引っかき傷は対象外です。キャンプの前日までインターネットで契約できます。

チューリッヒ ミニケアキャンプ保険 公式サイトで最新の保険料を確認

5. 楽天損保 1日保険シリーズ

引受保険会社楽天損害保険
保険料1日200円〜
補償内容傷害(死亡・後遺障害・入院・通院)、個人賠償責任など
加入スマホから見積もり・申込み可能
特徴楽天ポイントが貯まる・使える

楽天経済圏を活用している方なら、楽天ポイントで保険料を支払えるのが大きなメリットです。1日200円〜と保険料も手頃です。なお楽天損保はレジャー・スポーツ向け保険の商品体系が見直されることがあり、現在は月単位・年単位で加入する「超かんたん保険」シリーズも展開しています。1日単位の保険を希望する場合も含め、加入時に現行商品と補償内容を公式サイトで確認してください。携行品損害の免責金額は1事故3,000円です。

楽天損保 公式サイトで最新の商品・保険料を確認

タイプ別おすすめ|あなたに合ったアウトドア保険はこれ

困ってる人
困ってる人
商品が多くてどれを選べばいいか迷います……。

キャンプの頻度やスタイルによって、おすすめの保険は変わります。以下のタイプ別ガイドを参考にしてください(保険料は2026年6月時点の目安。最新は各公式で確認してください)。

あなたのタイプおすすめ保険料金の目安
年1〜2回の日帰りキャンプモンベル 野あそび保険(250円/回)250〜500円/回
ギアの破損もカバーしたいモンベル 野あそび保険 500円プラン500円/回
月2回以上キャンプする人PayPayほけん 1年型月額制(公式で確認)
レンタルギア中心の初心者チューリッヒ ミニケアキャンプ保険キャンプ日数で変動
ファミリーキャンプPayPayほけん 1年型 家族全員プラン月額制(公式で確認)
キャンプ+本格登山をする人モンベル 山行保険(1,000円〜/回)都度払い
そちゃ
そちゃ
迷ったらモンベル野あそび保険の250円プランを試してみてください。250円で個人賠償責任1億円と救援者費用300万円がカバーされるコスパは他にありません。ギアの破損もカバーしたいなら500円プランがおすすめです。

加入前に確認!既存の保険でキャンプの怪我がカバーされるケース

アウトドア保険を新たに契約する前に、すでに加入中の保険と補償が重複していないかを必ず確認しましょう。重複加入は保険料の無駄になります。

自動車保険の個人賠償責任特約

自動車保険に「個人賠償責任特約」を付けている場合、キャンプ中に他人を怪我させたり他人の物を壊した場合も補償対象になります。月額200円程度の特約で、日常生活全般の賠償責任をカバーします。近年は大手損保が個人賠償責任特約の対象範囲を拡大し、借り物やレンタル品の損壊もカバーする動きが広がっています。

火災保険の特約

火災保険にも個人賠償責任特約を付帯できます。さらに「携行品損害特約(持ち出し家財補償特約)」がある保険では、外出先に持ち出した家財が事故で損害を受けた場合に補償されるため、キャンプギアの破損もカバーされる可能性があります。

クレジットカードの付帯保険

クレジットカードに「国内旅行傷害保険」が付帯されていれば、キャンプ中の怪我が補償対象になる場合があります。ただし、自動付帯と利用付帯(旅行費用をそのカードで支払った場合のみ有効)の違いがあるため、お持ちのカードの条件を確認してください。また、多くのクレカの携行品損害補償は海外旅行時のみが対象で、国内での損害に自動付帯で対応するカードは少ない点にも注意が必要です。

傷害保険・医療保険・子ども保険

すでに傷害保険に加入していれば、キャンプ中の怪我も補償対象になります。医療保険は病気だけでなく怪我による入院・手術も対象です。子ども保険(こども共済)は子どもの怪我を幅広くカバーするため、ファミリーキャンプの場合は特に確認しておきましょう。

重複を避けるための3つのチェックポイント

  • 個人賠償責任補償:家族の誰か1人が加入していれば同居家族全員がカバーされることが多い。自動車保険・火災保険・クレカのいずれかに付帯されていれば、アウトドア保険で重複して付ける必要はない
  • 携行品損害補償:火災保険の持ち出し家財特約で対応できるか確認。対応できれば、アウトドア保険は傷害補償に特化した安いプランでOK
  • 救援者費用:既存保険ではカバーされないケースがほとんど。アウトドア保険で必ず補っておきたい項目
そちゃ
そちゃ
個人賠償責任補償が既にあるかどうかを確認するだけで、保険料を節約できる可能性があります。加入中の保険証券や保険会社のマイページで確認してみてください。

保険だけでは不十分!キャンプに持っていくべき救急セットの中身

保険は怪我をした「後」の金銭的な備えですが、怪我をした「その場」での応急処置も同じくらい重要です。キャンプ場は医療機関から離れていることが多く、すぐに病院に行けない状況では救急セットが命綱になります。

救急セットに入れるべきアイテム一覧

  • 外傷対応:絆創膏(通常・大判・指先用の3サイズ)、水絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯、テーピングテープ、三角巾、はさみ、ピンセット、使い捨て手袋
  • やけど対応:ラップ(傷口の乾燥防止に使用)、ビニール袋(水を入れて氷嚢代わりに)
  • 虫刺され対策:ポイズンリムーバー、かゆみ止め、虫除けスプレー
  • 体調不良対策:解熱鎮痛剤(大人用・子ども用)、下痢止め、経口補水液
  • 冬キャンプ必須:一酸化炭素チェッカー

ポイズンリムーバーはハチ・ブヨ・ムカデなどに刺された直後に毒を吸い出す道具ですが、万能ではありません。あくまで応急処置であり、効果は限定的です。特にハチに刺されてじんましん・呼吸困難・めまいなどのアナフィラキシー症状が出た場合は、ポイズンリムーバーに頼らずただちに119番通報し救急要請を最優先してください。エピペンを処方されている方は速やかに使用します。

そちゃ
そちゃ
市販の完成品セットはキャンプ向けにカスタマイズされていないことが多いです。ベースのキットを購入して、ポイズンリムーバーや経口補水液を追加するのがおすすめです。

救急セットのポーチ選びのポイント

ポーチは防水タイプで中身が見えるクリアケース、または赤・オレンジなど目立つ色がおすすめです。ソロキャンプの場合、万一自分で処置できない状態になったとき、通りかかった人にも「救急セット」と一目でわかるデザインが助けを求めやすくなります。

キャンプに行く前には中身を必ず確認し、使い切ったアイテムや期限切れの薬は補充しておきましょう。子どもの薬は体重で用量が変わるため、入れっぱなしにせずその都度確認してください。

キャンプ中の怪我を防ぐための安全対策チェックリスト

最後に、保険や救急セットとあわせて実践したい安全対策を紹介します。キャンプ中の事故は、予測できない自然現象だけでなく、「設営場所の選び方」「火の扱い」「事前準備」といった基本的な確認不足が原因で起こるケースも少なくありません。出発前や設営後に一つひとつ確認する習慣を付けることで、多くの事故は未然に防げます。

火に関する安全対策

キャンプで発生する事故の中でも、火の取り扱いに関するトラブルは重大な怪我や火災につながりやすいため、特に注意が必要です。焚き火やガスコンロは便利ですが、使い方を誤ると一酸化炭素中毒や爆発事故を招くおそれがあります。基本的なルールを守ることが、安全なキャンプの第一歩です。

  • テント内・タープ下で燃焼器具(コンロ・炭・ストーブ)を使用しない
  • 風が強い日は焚き火を中止する
  • ガス缶は使用前にガス漏れがないか確認する
  • ガス缶は焚き火や直射日光のそばに置かない(過熱で爆発の恐れ)
  • 消火用の水を手元に常備する

水辺の安全対策

川や湖の近くでキャンプをする場合は、水難事故への備えも欠かせません。特に川は上流で雨が降るだけでも短時間で増水することがあり、天候が良くても油断は禁物です。危険を感じたら「まだ大丈夫」と判断せず、早めに安全な場所へ避難しましょう。

  • 川の中州にテントを設営しない(増水時に逃げ場を失う)
  • 天気予報は上流エリアの天気も確認する
  • 水が濁る・流木が増えるなど増水の前兆があれば即座に水辺から離れる
  • 子どもにはライフジャケットを必ず着用させる
  • 雨天予報の場合はキャンプの中止も検討する

テント設営の安全対策

テントを設営する場所によって、安全性は大きく変わります。景色や日陰だけで場所を決めるのではなく、倒木や強風など自然環境による危険がないかを確認することが大切です。設営後もロープやペグが緩んでいないか定期的に点検しましょう。

  • 大木の直下や、枯れ木・傾いた木・幹にキノコが生えた木の近くを避ける
  • ペグをしっかり打ち込む(突風での飛散防止)
  • ガイロープにLEDマーカーを付けて夜間の転倒を防ぐ

出発前の準備

キャンプの安全対策は、現地に着いてからではなく出発前から始まっています。天候や周辺環境を事前に確認し、万が一の連絡手段や医療機関を把握しておくことで、緊急時にも落ち着いて対応できます。忘れ物がないかチェックリストを活用するのもおすすめです。

  • キャンプ場周辺の病院を調べておく(土日祝は特に要注意)
  • 携帯電話の電波状況を事前に確認する
  • 天気予報は当日朝にも再確認する
  • 保険の加入を確認する(当日申込み可の商品も多い)
  • 救急セットの中身をチェックする

どれも特別な知識や高価な道具が必要な対策ではありません。しかし、こうした基本を徹底するだけで、火災や水難事故、転倒、倒木事故などのリスクを大きく減らせます。保険は万が一の備えとして重要ですが、最も大切なのは事故そのものを防ぐことです。安全対策と保険の両方を準備しておけば、安心してキャンプを楽しめるでしょう。

そちゃ
そちゃ
事故の多くは「確認不足」や「少しの油断」が原因です。出発前にこのチェックリストを確認する習慣を付ければ、事故のリスクを大きく減らせます。スマホのメモやチェックリストアプリに保存しておくと便利ですよ。

アウトドア保険・キャンプの怪我に関するよくある質問(FAQ)

Q. キャンプ保険は当日でも加入できますか?

はい、モンベル野あそび保険やPayPayほけんなど、多くの商品が出発当日(出発前)にスマホから加入できます。チューリッヒのミニケアキャンプ保険は前日までの契約が必要です。

Q. 既に医療保険に入っていればアウトドア保険は不要ですか?

医療保険で自分の怪我はカバーできますが、他人を怪我させた場合の「個人賠償責任」や遭難時の「救援者費用」はカバーされません。これらのリスクに備えるためには、アウトドア保険または既存保険の特約で補う必要があります。

Q. テント内での一酸化炭素中毒は保険の対象になりますか?

一酸化炭素中毒による怪我は「急激かつ偶然な外来の事故」に該当するため、傷害保険の対象になるのが一般的です。ただし商品によって取り扱いが異なる場合があるため、契約内容で確認してください。

Q. キャンプギアの盗難は保険でカバーされますか?

「携行品損害補償」が付いたプランを選べば、盗難もカバーされます。ただし、警察への届出が必要です。紛失・置き忘れは対象外です。なお、PayPayほけんの期間選択型は2025年10月改定で携行品損害が対象外になったため、ギアの破損・盗難を補償したい場合はプラン選びに注意してください。

Q. 熱中症はアウトドア保険の対象ですか?

一般的なアウトドア保険では熱中症は「急激かつ偶然な外来の事故」に該当しないため、対象外となるケースが多いです。ただし、熱中症特約が付帯された商品や、熱中症に特化した保険も存在します。心配な方は個別に確認してください。

キャンプの怪我とアウトドア保険|まとめ

この記事のまとめ

  • キャンプではガス爆発・一酸化炭素中毒・川の増水・刃物の怪我・倒木など、命に関わる事故が実際に起きている
  • アウトドア保険は「自分の怪我」「他人への賠償」「携行品の損害」「救援者費用」の4つのリスクをカバーする
  • 1日250円〜加入でき、スマホから当日申込みも可能
  • 年1〜2回のキャンプならモンベル野あそび保険(250円)、頻繁に行くならPayPayほけん1年型、レンタル中心ならチューリッヒが候補
  • 加入前に自動車保険・火災保険の個人賠償責任特約の有無を必ず確認して、重複加入を避ける
  • 保険は金銭的な備え。怪我を防ぐ安全対策と応急処置のための救急セットも必ず準備する

キャンプは楽しいレジャーですが、自然の中で過ごす以上、予測できないリスクは必ずあります。保険と安全対策の両方で備えて、安心してアウトドアを楽しんでください。

そちゃ
そちゃ
1日250円の保険料は、コーヒー1杯にも満たない金額です。それで万が一のときに数百万円の備えができると考えれば、検討する価値は十分あります。

モンベル保険 公式サイトで最新プランをチェック

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※この記事に掲載している保険料・補償内容は2026年6月時点の各社公式情報に基づく参考値です。保険商品は改定により変更される場合があるため、加入前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。保険選びについて詳しく相談したい場合は、ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。

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